自慢の蔵書からは
感性の世界へ

室内には自慢の蔵書棚とマッサージチェアーがあり、本を読みながらマッサージチェアーの心地よい刺激に浸るのもよし、窓から見える開放的な景色を感じながらしばし眠るのもよし。お部屋とはまた違った、旅の休息を感じていただくための場所として、自由にご利用いただけます。

また、平山郁夫氏の絵画など、館主、女将のお気に入りの絵や「思い入れ」が深く懐かしい品をさりげなく展示。特に目を引くのは、部屋前に飾られた橋本シャーン氏の作品。日本橋高島屋のショッピングバックをデザインした方で知られるシャーン氏は、箱根にもゆかりが深く多くの作品を残しています。芦ノ湖と富士山と箱根神社の鳥居、そして豊月が色彩豊かにかつ独特なタッチで描かれた作品は豊月自慢の収蔵品です。

そして、何よりも自慢の蔵書を片手にお過ごしいただきたい場所。蔵書棚には、お客様にゆっくりと休息を感じていただくために集めた本をご用意しております。また誠にありがたいことですが、蔵書の中には、お客様からの贈書も多数ございます。箱根を題材にした純文学や歌舞伎を描いた古書、懐かしい絵本などその数は約千冊。様々なジャンルの本の中には珍しい本もたくさんございます。お好みの本を片手に静寂をゆっくりとお愉しみください。